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公式テーマソング

『希望の歌』松尾貴臣

希望の歌         作曲・作詞・歌:松尾貴臣  作詞協力:安藤由加里

 

知っていますか 今日という幸せ 明日という奇跡

伝えていきたい 生きているからこそ感じられる事を

当たり前のように来る毎日は 今となればAnniversary

不安に押し潰されそうな夜を 幾度も越えて

二人で眺め続けた夕暮れの街並み

絡めた指の合間に あなたの偉大さを知る

Hope to the Tomorrow A wish to the Tomorrow

頑張れる 心から笑顔で言える

Hope to the Tomorrow A wish to the Tomorrow

愛する人と歩いて行こう

 

知っていますか 大切なものを守り通す強さが

生きるための道標となる かけがえのない勇気に変わる

乗り越えたその向こうに広がる喜び

多くの支えの中で 命の輝きを知る

Hope to the Tomorrow A wish to the Tomorrow

大丈夫 今だから笑顔で言える

Hope to the Tomorrow A wish to the Tomorrow

愛する人と歩き続けよう

 

この想いを感謝に変えて 一人一人に届けたい

孤独の昨日に愛の意味を知る あなたへ奏でる希望の歌

 

Hope to the Tomorrow A wish to the Tomorrow

頑張れる 心から笑顔で言える

Hope to the Tomorrow A wish to the Tomorrow

愛する人と歩いて行こう

愛する人と歩き続けよう

実行委員でもあるシンガーソングライター松尾貴臣さんが歌う「希望の歌」。

2010年の第1回目からRFLJちばのテーマソングとして親しまれている、おなじみの曲です。

「希望の歌」誕生までのエピソードと曲に込めた思いをを松尾さんに語ってもらいました。

 

2006年に母校の千葉大学で開催されたがんの患者会のイベントでゲストライブを行った際に、MOMOさんという末期がんの女性と出逢いました。その方の「私あと半年で死んじゃうんです。でも泣かないって決めたんです。」という言葉に強い衝撃を受け作ったきみに読む物語という曲が日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉の大会テーマソングに採用されました。それ以来、僕は全国各地のがんに関わるイベントで歌を歌うようになりました。

 

2009年に福岡では初開催となったリレー・フォー・ライフ・ジャパン福岡でゲストライブを行った際に、翌年千葉で初開催されることを日本対がん協会の方から聞き、千葉に帰るなり早速僕は実行委員の皆さんに会いに行きました。

 

ミュージシャンというよりは、いち個人として音楽以外の運営に関わるお手伝いをしたいと思い参加したのですが、気づけば大会のテーマソングを作ろうという流れになり、それならばと作詞協力を当時闘病中だった同じ実行委員の安藤由加里さんに求めました。大会の意義としてこの歌の歌詞は実体験を元にした、リアルな想いが込められた歌詞にすべきと考えたからです。安藤さんと何度も何度もメールのやり取りを繰り返し、2010年に「希望の歌」の歌詞を完成させました。そして運動場のトラックをみんなで歩く姿を想像しながら、心地よいテンポと、前へ進む力強さ、そして口ずさみやすいメロディを意識した作曲を行いました。

 

2016年2月に旅立って行った安藤さんの想いと共に、この歌ががんと闘う人たちの「希望」となれるよう、これからも歌い続けます。

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